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復興財源ねん出のために特別会計と公共調達の見直しを

復興予算、特に第3次補正予算の財源確保に向けて作業を急いでいる
民主党財源検証小委員会、財源チーム総会に今日も参加。
今日時点で党内議論に入ってきた。

政府保有資産や特別会計、日銀国債引き受けの是非、公共事業予算の5%留保の取り扱いなど
様々な論点を議論している。


その中でも私が特に意見を申し上げているのは2つ。

一つは、特別会計からの財源ねん出、
もう一つは、公共調達における一者応札の改善による財源ねん出だ。

特別会計の不用額活用

特別会計については、民主党政権になってからこの約2年、
様々な検証作業を行っている。

・民主党の財務金融部門と決算行政監視部門の下におかれた
特別会計検証チームの中間とりまとめ(2010年4月)

・特別会計の事業仕分け(2010年後半)

私自身は特別会計検証チームに国債整理基金特別会計の担当主査として
関わった。

そうした視点から見た時に、
「特別会計にはいくらでも財源はあるんだ」という
2年前の情緒的な考えからは前進すべきだと思っている。

特別会計は、そもそも特定の目的にだけ使える国のお金のことを指しており、
他の目的への流用を認める特別な条文でもない限り
現行の法律制度の下では異なる目的にお金を使えるはずがない。

この2年間の作業で、現行法制の下での税金の使いみち見直しは
相当分行えていると思うが、
古い法律が使い道の変更を妨げているケースが山のようにあることを
我々はもっと自覚して見直し作業に臨むべきだ。

言いかえれば、政治方針によって、
現在の衆参ねじれ国会の下での与野党協力を取りつけながら
法律改正も伴う形で予算の使いみちの変更を行っていくことが必要なのだ。

もちろん、年金特別会計のように、
「年金の支払い以外に使わせない」という政治方針が存在する特別会計もある。
政治方針としての縛りがある部分を十分に考慮しながら
この見直しを行っていかねばならないことも付言する。

その上で、特別会計に含まれるお金の中で使いみち見直し対象となる部分はどこにあるか。

私は、平成22年度の決算上の剰余金に含まれる「不用額の相当部分」が
今回の歳出見直し対象に十分なりうると考えている。

7月末ごろに確定した平成22年度決算によると、
全特別会計の不用額の合計は約21.4兆円。

このうち、不用の見合いとして歳入が減少する10数兆円を除いて
不用額が剰余金の発生に寄与している分の中で
連年にわたって同様の不用額が出ている部分について
活用可能性をしっかりと検討すべきだ。


一者応札改善

公共調達の改善による財源ねん出も相当に大きな可能性がある。

随意契約見直しや一般競争入札方式の拡大による公共調達の効率化は
不断の見直しにより行っているというのが政府のおきまりの説明だが、
私がこれまで調べた限りではそう思えない。

これまでの公共調達の見直しで
具体的に見直し作業に着手できているのは
「市場化テスト」の対象となった約170事業のみだ。

見直せる可能性があるものはどのくらいあるか。

昨年後半を費やし、全省庁の協力を得て私が調べたところでは、
いわゆる1者応札(1社応募、1者落札のケース)となっている公共調達の契約は、
平成21年度で約40,800契約にも及ぶ。
金額にして約1兆9000億円分だ。

このうち、専門的で他に代わりがきかない契約先だというケースはほんの3割ほど。

残り6割強は応募が1者だったと事態を放置しているか、そもそも理由が不明。
すなわちいずれにしてもこの約6割強は各省庁においても
1者応札の改善に十分な努力をしてきていない部分なのだ。

この部分に適切な競争が働くことでねん出できる財源は小さくない。

約40800契約のうち、見直し可能な6割強の契約に関し、
1割の調達価格見直しを行えば、約1200億円弱の財源ねん出につながる。


こういう国民の厳しい目にかなうような地道な歳出見直しを徹底的に行うべきだ。
私自身もこういう努力をさらに続けたい。
[ 2011/08/10 14:44 ] 日本の政治 | TB(-) | CM(0)
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